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授乳時の乳首の痛みはいつまで続く?効果的な5つの対処法を体験談からお答えします。

       

初めての授乳は乳首の皮が剥けたり痛くなったりと結構トラブルに見舞われることが多いです。私もそんな体験をした一人でそれはそれは辛かったの今でも覚えています。この記事では授乳時に起こる乳首の痛みはどれくらいで治まるのか、痛みの効果的な対処法を私の体験より書きたいと思います。色んな対処法を紹介しているので参考になればいいと思います。それでは行きましょう。 

私の場合、乳首の痛みはずばり50日くらいで完治しました。50日もかかるの!?と思われるかもしれませんが、実は痛みのピークは最初の1-2週間でした。そのためにやった対処法を紹介します。 

        

1:乳頭保護器 

乳頭保護器とはシリコン製の乳頭と乳輪をカバーする透明プラスチック保護シートです。痛みやひびの入った乳頭を守り難しいラッチオンに役に立ちます。私は赤ちゃんブランドで知られているブランド、メデラの乳頭保護器を買いました。決め手はメデラのブランドと安全で超微細でソフト、無臭、無味のシリコンで作られていること、保管ボックスがついてくるのが購入の決め手になりました。実際に使ってみた感想は傷口部分を保護してくれるので痛みが軽減しました。しかし、皮膚の亀裂がかなり深い場合はこの保護シートがあっても痛いです。ですのでこのシートはまだ痛みが軽い段階の乳首におすすめです。 

       

2:母乳 

母乳は殺菌効果があり痛んだ乳首を保護してくれる効力があります。少し母乳を絞り出し傷口に塗るだけで効果を発揮してくれます。 

       

3:乳頭保護クリーム 

これは傷ついた乳首に直接塗れる保護クリームです。私は助産師さんに勧められたランシノーを使いました。ランシノーは100%天然のラノリン油(羊毛油)で、完全で純粋な単一成分製品で作られているため安全性が高く、英国アレルギー財団認定シールを受け取る唯一のラノリン製品です。35年以上に渡り使われており、医療機関からも信頼されている製品です。使った感想はひびの入った乳首や切り傷が和らぎました。試しにクリーム無しの時と比較してみましたがその差は歴然。また空気が触れたり服の摩擦で痛かった乳首をちゃんとコーティングして守ってくれます。このポイントもよかったです。また安全性の高さから授乳前に洗い流す必要がないのも助かります。。唯一のデメリットはクリームが少し硬めなのでチューブから絞り出すのが難しいことと、洗い流さないで済むので服にシミがつきます。でも部分洗いしたら落ちたので問題ないと思います。 

しかも、このクリーム、赤ちゃんのおむつかぶれ、乾燥肌、また大人の保湿リップクリームとして使用することもできます。息子はおむつかぶれが酷かったのでこのクリームを使いました。自然派のママにはとてもお勧めの商品です。 

        

4:授乳をやめ搾乳する 

保護シートとクリームで痛みを乗り切れないお母さんは、一時的に授乳をお休みし搾乳に切り替えることをお勧めします。痛みを伴う授乳は拷問そのもの。この時期のお母さんの精神状態は慣れない事の連続、睡眠不足、赤ちゃんを守ろうとする母性本能などストレス環境にあります。なるべく苦痛や疲労などのストレスの元を無くすことが大事になります。是非乳首を休ませ回復させてあげてください。その分搾乳をすればいいことですので。ちなみに個人の感想からですが搾乳は手動より電動式のものがよいです。片手でできるし、疲れないし楽です。搾り取った母乳は必ず冷蔵庫に保管しましょう。 

         

5:粉ミルクをあげる 

搾乳の量で赤ちゃんの授乳が間に合わない場合は粉ミルクを並行して与えるのも手です。その場合、注意する点が一つあります。必ず硬めの吸い口の哺乳瓶を使用してください。生まれたての赤ちゃんの胃は小さく大量のミルクを一気に飲むことが出来ません。吸い口が硬めの哺乳瓶は柔らかいものと比べミルクが少しずつ出るようになっています。なので新入児が飲む量とスピードに適しています。適していない場合は赤ちゃんがむせたり、飲み切れず口からミルクが出てしまったりしますのでそのケースは哺乳瓶の吸い口があっていない確率が高いです。また直接授乳に戻った際にも早いフローに慣れてしまっているとお母さんの母乳の出る量が少なくて吸うのをやめてしまうケースがありますので、哺乳瓶の硬い吸い口にしなるべく母乳の出る量と合わせてあげるのがよいと思います。 

        

        

以上が私が試した5つの対処方法になります。私の場合痛みのピークは1-2週間で、2週目以降授乳を再開することが出来ましたがやはり痛みはあるので最初は5-10分程度でした。また赤ちゃんの吸い方により痛みが増したり和らいだりとこの繰り返しでした。でも少しずつ授乳時間を延ばしていき、7週目には痛み無しで片方の胸で40-50分授乳をするのに成功しました。 

       

まとめますと、私の体験から乳首の痛みが完治するのは大体50日。そして対処法は5つあります。この対処法はどれも効果的でお勧めですが、乳首の傷が既に深刻な場合は保護シートでは対処しきれないのでクリームや母乳を塗りつつ、授乳を一時中止し搾乳し、搾乳の量が間に合わなければ粉ミルクで補うことをお勧めします。痛みのピークは1-2週間です。そこからはゆっくりと回復し授乳を再開できる状態になったら、様子をみつつ少しずつ授乳時間を延ばしていけばいいと思います。、痛みと闘っているお母さんがいましたら心から応援しています。そして必ず良くなりますのでどうぞ頑張ってください。 

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